理想のナショナルパークをつくろう!ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」遊んでみた♪

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かわいらしいカバのイラストが描かれたパッケージが目立つ、ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」。

2024年5月に発売された新作ボードゲームです!

先月開催された「フォアシュピール2024春」や「ゲームマーケット2024春」で見かけた方もいるのではないでしょうか。

「どうやって遊ぶの?」
「どんな人におすすめのボードゲーム?」

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」を実際にプレイしてみた感想をレポートしていきます!

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」ってどんなゲーム?

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」。箱の隣にどうぶつカードが並んでいる。

「ゆくカバくるカバ」はオインクゲームズから2024年5月3日に発売された新作ボードゲームです。

2024年4月27日・28日に東京ビッグサイトで開催された「ゲームマーケット2024春」で先行発売されていました!

▽「ゲームマーケット2024春」についてはこちら♪

☆イベント参加レポート☆「ゲームマーケット2024春」行ってみた!

絵本のようなイラストがとってもかわいく、鮮やかな色が目を引きますね♪

価格¥2,970 (税込)
プレイ時間約20分
プレイ人数1~6人
対象年齢8歳以上
版元オインクゲームズ

ゆくカバくるカバ」は理想のナショナルパークをつくるボードゲーム。

住む場所を求めてやってくるたくさんのどうぶつたち。
どうぶつたちはぐるぐると移動してしまうため、自分のナショナルパークにいてもらうためには適切な場所を用意しなければなりません!

動物をたくさん集めれば高得点が狙えますが、パークに入りきらなかった動物はマイナス得点に…
しかも、同じ場所には入れられない動物もいるんです!

ゲームはカードを1枚ずつとって回す「ドラフト」形式で進みます。
回ってくるカードの中から、得点となるどうぶつをとるのかどうぶつの住処となる場所を確保するのか…

悩ましいけれど、どうぶつカードをきれいに配置することができたときの爽快感はたまりません!

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」 セット内容

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」のセット内容を紹介します。

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」のセット内容。
カード96枚
加点チップ46枚
減点チップ30枚
遊び方説明書日本語、英語 各1枚
組合員F
組合員F

どうぶつカードのイラストがとってもかわいいです!

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」 遊び方

ゲームは全部で3ラウンド行われ、3ラウンドの合計得点が最も高いプレイヤーが勝利となります。

各ラウンドは3つのフェーズで進行します。

1.カード獲得フェーズ
2.パーク開発フェーズ
3.得点計算フェーズ

1.カード獲得フェーズ

①配られたカードの中から自分のパークに置きたいカードを1枚を選び、確保します。
②残った手札は隣の人へまわします。

手札がなくなるまで、①②を繰り返していきます。

どうぶつが入るための場所を確保するのか、パークに入れたいどうぶつを確保するのか…
手札がどんどんまわっていってしまうため、どのカードを選ぶべきかとても迷います!

組合員F
組合員F

他プレイヤーのパークを見て
「あのどうぶつを集めているのかな?」「このカードが欲しいのかも…?」と
他プレイヤーの戦略を読むのも勝利のポイント!?

2.パーク開発フェーズ

手札がなくなりパークに置くカードがそろったら、自分の選んだカードを使いナショナルパークを開発していきます。

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」の拡張カード、エリアカード、3枚の動物カードが配置されている。
初期エリアの「キャンプ」にエリア拡張カードを付帯し、合計8スペース分のどうぶつを配置している

まずはエリアカードを配置し、どうぶつを各エリアに入れていきましょう!

各どうぶつには、エリア配置時に気にしなければならない3つのポイントがあります。

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」の動物カードの説明。
特性フレンドリー」タイプはどのどうぶつでも同じエリアに配置可能
ハングリー」タイプは同じ名前のどうぶつしか同じエリアに配置することができません
必要スペースエリアに配置するために必要なスペース数。
配置をしたいエリアにそのどうぶつの必要スペース数が残っている場合は配置可能。
配置できるエリアの属性同じ属性(同じ色)のエリアにのみ配置をすることができます。
※複数ある場合はいずれかがあれば配置可能

上記のポイントを考慮し、全てのどうぶつをエリア内にうまく配置していきましょう!

組合員F
組合員F

どうぶつの中には、条件を満たすと必要スペース数が減ったり得点がアップするような効果を持ったどうぶつがいます
うまく効果を使って高得点を狙いましょう!

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」のどうぶつカードが並んでいる。
どうぶつカード下部に書かれているのが「効果」。
条件を満たすと嬉しい効果が発動!

カードには「拡張カード」といって、エリアカードに付帯することでエリアを進化させることができるカードがあります

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」の拡張カード一覧。
特性を変える拡張カードも!

エリアのスペースを広げたり、属性を追加したり…
拡張カードをうまく活用することで、どうぶつがとても配置しやすくなります
積極的に拡張カードも使っていきたいですね!

3.得点計算フェーズ

全てのプレイヤーがカードを配置し終わったら、そのラウンドの得点計算を行います。

配置できているどうぶつカードの「ゴキゲン度」×エリアカードの「倍率」ぶんが加点となります。

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」の加点計算方法

ただし、下記の場合は減点が発生します。
・空いているスペースがあるエリア1つにつき-2点
・どのエリアにも配置できなかったどうぶつカード1枚につき-2点

得点計算フェーズが終了したら、次のラウンドへ進みます。
3ラウンド合計得点が最も高いプレイヤーが勝利となります!

どうぶつカードを確保しすぎて配置できなくても減点になるし、エリアカードが多すぎてスペースを余らせてしまっても減点になってしまいます。
自分のパークの状況を見ながら、バランスよくカードを確保していく必要がありますね…!

ポイント!

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」には通常ルールの他、「ファミリールール」と「エキスパートルール」があります

ファミリールール減点が少なく、優しいルールになります
・空いているスペースがあるエリア1つにつき-1点
・どのエリアにも配置できなかったどうぶつカード1枚につき-1点

エキスパートルール減点方法が厳しく、より難易度の高いルールになります!
・空いているスペースがあるエリアの、空いているスペースぶんの数を減点
 例)10スペース分のエリアに5スペース分のどうぶつしかいなかった場合は5点減点
・どのエリアにも配置できなかったどうぶつカードの必要スペースの数を減点
 例)必要スペース数5のどうぶつをエリアに配置できなかった場合は5点減点

難易度にあわせてルールを変更することができるので、どんな人でも遊びやすいですね♪

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」 実際に遊んでみた感想は?

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」を遊んでいる様子

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」、実際に遊んでみた感想は?
盤上遊戯組合団員に聞いてみました!

団員D
団員D

自分の手札が次ターンに相手にいくため、まわりのパークも見つつ戦略を立てるのが面白かった!
手札が上記により、実質半ランダム状態なので、その場での対応力と決断力が試されるゲームだった!

団員K
団員K

ドラフト形式だからこそ、欲しいカードはなかなか手に入らない…

それでも、過不足なく動物達を自分のパークに置いてく、駆け引きもあり可愛さもあるゲームでした!!

やはり「ドラフト形式」という点がこのボードゲームのおもしろさのカギ

手札の中からどのカードを確保するのかという戦略性。
他のプレイヤーのパークを見て、相手の戦略を読みながら自分のパークをつくっていく駆け引き。
そして、確保したカードを過不足なく配置させることができたときの爽快感!

手札によって戦略も変わってくるので、何度遊んでも楽しめるボードゲームです!

組合員F
組合員F

2人でプレイするときと3人以上でプレイするときで戦略がかなり変わってくるので、プレイ人数によってもまた違ったおもしろさを味わうことができそうです

余談ですが、筆者は2人プレイ時の最高得点が91点でした(これはなかなかの高得点なのでは…!?と思っております笑)
100点を目指してプレイを重ねていますが、なかなか到達できません…

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」はこんな人におすすめ!

こんな人におすすめ!

・頭を使ってゲームをしたい人
・動物が好きな人!
・可愛いイラストのカードで映えー!で盛り上がりたい人♪

ルールはそこまで難しくないのですが、考えることがたくさん!!
簡単だけど奥が深いボードゲームを遊びたい人にはとてもおすすめなボードゲームです♪

かわいいイラストもとても魅力的なので、遊んでいてとても楽しいですよ♪

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」でナショナルパークづくりを楽しもう!

過不足なくカードを配置できたときの爽快感がクセになるボードゲーム「ゆくカバくるカバ」。

手札として配られたカードによっても戦略が変わるので、複数回プレイしても飽きることなく楽しめます!
減点ルールを変更することで難易度調整ができるので、いろんな人が楽しむことができるのも良いですよね♪

ボードゲーム「ゆくカバくるカバ」で理想のナショナルパークづくりを楽しみましょう!

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