赤い血だまりに人が倒れているパッケージが気になる、ボードゲーム「ダイイングメッセージ」。
2024年5月に発売されたボードゲームです!
Xでは公式アカウントも開設され話題になっていました。
このボードゲーム、没入感を楽しめる「イマーシブ推理ゲーム」なんだとか。
「どうやって遊ぶの?」
「イマーシブ推理ゲームってどんな感じ?」
「どんな人におすすめのボードゲーム?」
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」を実際にプレイしてみた感想をレポートしていきます!
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」ってどんなゲーム?
「ダイイングメッセージ」は2024年5月に発売されたボードゲームです。
もともとはシネマトリックより、ゲームマーケット2023秋で同人版として50部のみ頒布されていました。
オインクゲームズとコラボし、一般発売版として大幅にパワーアップしたものがこのボードゲームです!
2024年4月27日・28日に東京ビッグサイトで開催された「ゲームマーケット2024春」で先行発売されていました!
▽「ゲームマーケット2024春」についてはこちら♪
価格 | ¥3,960 (税込) |
プレイ時間 | 約20分 |
プレイ人数 | 2~8人 |
対象年齢 | 12歳以上 |
版元 | オインクゲームズ |
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」は、その名のとおりダイイングメッセージを作るゲーム!
突然何者かによって殺されてしまったあなたは、意識がなくなるまでの限られた時間で犯人を示すダイイングメッセージを残さなければなりません。
手元にある様々なマークが描かれたカードとあなた自身の体を使い、ダイイングメッセージを残しましょう!
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」 セット内容
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」のセット内容を紹介します。
容疑者カード | 30枚 |
メッセージカード | 50枚 |
木製ダイス | 1個 |
ダイスカバー | 1個 |
アルファベットチップ | A~F 各1個 |
判定カード | 1枚 |
得点チップ | 32枚 |
フェルトシート | 1枚 |
遊び方説明書 | 1部 |
血だまりを模したフェルトシートのコンポーネントがユニーク!
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」 遊び方
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」では3つの遊び方で楽しむことができます。
1.協力捜査(3人~)
2.競い合い捜査(2人~)
3.早死に対決(2~3人)
協力捜査(3人~)
準備
被害者役を1人決め、他のプレイヤーは探偵役となります。
よく混ぜた容疑者カードの山から6枚引き、すべて表にして並べます。
この6人が今回の容疑所です。
次に、表裏もバラバラにしてよくまぜたメッセージカードから15枚のカードを引きます。
引いたカードは広げて場に置きます。
被害者はダイスカバーの中でダイスを振り、探偵に見えないようにダイス目を確認します。
このとき出たアルファベットと同じアルファベットの容疑者が今回の事件の犯人となります。
事件開始
被害者は犯人を示すダイイングメッセージを作ります。(探偵役は作っている様子を見ないよう、離れていましょう)
この時に使うことができるのは15枚のメッセージカードと自分自身の体のみ。
場にあるカードを自分自身をうまく使い、犯人を見つけてもらえるようなメッセージを作りましょう!
・メッセージカードは裏表にマークが描かれていますが、場に置かれた面から裏返して使用することはできません。
今見えている面のみを使用しましょう。
・15枚すべてのカードを使う必要はありません。
・容疑者カードの「位置」や「アルファベットチップ」など、犯人そのものの情報ではないメタ情報をヒントにすることはNGです。
犯人の名前や犯人に関する情報からダイイングメッセージを作成しましょう。
メッセージが出来上がったら、被害者はフェルトシートを頭の下に敷いて突っ伏し、殺人現場の完成です!
このとき、自分の体でダイイングメッセージの一部を隠したり、指さしたり、指で何かのかたちを作っても問題ありません。
推理開始
探偵たちはダイイングメッセージを見て推理を開始します。
探偵は現場に残されたダイイングメッセージから、誰が犯人なのか推理し議論をします。
探偵全員で犯人を一人決め、事件を解決しましょう!
被害者が使わなかったメッセージカードも手がかりの1つ!
なにかヒントが隠されているかも…?
解決
探偵全員で、「せーの」でいっせいに先ほど決めた容疑者を指さします。
被害者は判定カードを手に取り、探偵が指さした容疑者が犯人だった場合は「成仏」の面を、不正解だった場合は「無念」の面を探偵たちに見せ、答え合わせをします。
答え合わせ後は、被害者はダイスカバーを外してダイスを公開し、今回の犯人とメッセージの意味を解説して楽しみましょう!
解説が終わったら隣のプレイヤーが次の被害者役となります。
全員が被害者役をプレイするまで同様の流れを続けましょう。
エピローグ
被害者が一周したらゲーム終了。
プレイヤーはそれぞれその日の「ベストダイイングメッセージ」を決め、その作者に2点の得点チップを渡します。
また、個人的に好きだったダイイングメッセージの作者には1点を渡しましょう。
たくさんの得点を獲得した人を「名被害者」としてみんなで讃えましょう!
競い合い捜査(2人~)
「準備」~「事件開始」の流れは協力捜査と同様となります。
殺害現場完成後から説明をしていきます。
推理開始
協力捜査と同様、探偵たちはダイイングメッセージを見て推理を開始します。
ただし、他のプレイヤーと議論はせず、それぞれで犯人を考えましょう!
解決
探偵全員が「せーの」でいっせいにそれぞれが犯人だと思う容疑者を指さします。
被害者はダイスカバーを外しダイスを公開し、今回の犯人を発表します。
競い合い捜査では、正解者の数に応じて得点を得ます。
被害者 | 探偵 | |
全員正解だった場合 | 得点なし | 得点なし |
全員不正解だった場合 | 得点なし | 得点なし |
上記以外 | 正解だった探偵の数だけ得点 | 正解した探偵は、不正解だった探偵の数だけ得点 |
全員が正解してしまうようなわかりやすいメッセージは、それを見た犯人に気づかれ証拠隠滅されてしまいます!
エピローグ
被害者が一周したら、その時点でもっとも多くの得点を獲得していたプレイヤーが勝利となります!
早死に対決(2~3人)
準備
判定カードを全員から手の届くところに置いておきます。
6枚引いた容疑者カードを、全員から均等に見えるように場に置きます。
よく混ぜたメッセージカードを、それぞれのプレイヤーの前に15枚ずつ広げておきます。
得点チップ・ダイスカバー・ダイスはこのルールでは使用しないため、箱にしまっておきましょう!
事件開始
各プレイヤーは、容疑者カードの中から犯人を1人に決めます。
犯人は誰に決めても問題ありませんが、途中で変更することはNGです。
スタートの合図のあと、プレイヤーはそれぞれ「犯人」を示すダイイングメッセージを作ります。
(作り方は他ルールと同様です)
メッセージが最初にできたプレイヤーはフェルトを取ります。
いち早くダイイングメッセージを作り、先に死ぬことができたプレイヤーが被害者役となります。
フェルトを取れなかったプレイヤーは探偵役となります。
推理開始~エピローグ
以降の流れは協力捜査と同様となります。
(ただしこのルールではダイスを使用していないため、犯人の発表は口頭で行います)
みんなで協力し、犯人を見つけていきましょう!
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」 実際に遊んでみた感想は?
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」、実際に遊んでみた感想は?
盤上遊戯組合団員に聞いてみました!
メッセージカードの種類がかなり豊富でおもしろい!
直接的に名前を示すのか、犯人の情報をもとにヒントを作るのか…
どうしたら犯人を見つけてもらえるのか、かなり考えてしまいます!
メッセージカードの枚数は50枚。
さらに裏表異なるマークが描かれているため、全部で100個のマークがあります!
すごく使いやすいカードが出ることもあれば、使いにくいカードばかりが場にあることも…
場にあるカードと自分自身をどう活用するかの発想力が、このゲームのカギになりそうです!
探偵役として、犯人を当てることができたときの気持ちよさも楽しめます!
いろいろな楽しみ方ができるのはこのボードゲームの醍醐味の1つかもしれませんね♪
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」はこんな人におすすめ!
・みんなでわいわい楽しみたい人♪
・簡単で楽しい推理ゲームをプレイしたい人
・エレガントなダイイングメッセージ作りに挑戦したい人!
推理ゲームと聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、ボードゲーム「ダイイングメッセージ」はとても簡単に楽しむことができます!
ルールも3つあるため、気分によって遊び方を変えても楽しいですね♪
みんなでわいわい盛り上がれるボードゲームです!
あなたは「名探偵」を目指す?「名被害者」を目指す?
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」でイマーシブ推理ゲームを楽しもう!
イマーシブ推理ゲーム「ダイイングメッセージ」。
ホラー要素はなく、みんなで楽しむことができるボードゲームです!
血だまりを模したフェルトのコンポーネント等で、被害者になりきって楽しむことができますね♪
ボードゲーム「ダイイングメッセージ」で探偵役や被害者役に没入し、推理を楽しみましょう!